通貨による考え方の違い
経済指標は各国各通貨で展開されており、FX取引をする上で外せない、大事な分析指標の一つでありますが、
特に注目するべきはアメリカドルとユーロの動向ではないかと思います。
世界第一、第二基軸通貨であるアメリカドルとユーロはその動向が各通貨に大きな影響与える訳ですから、たとえその2つを取り扱っていなくても、その動向を知ることは重要なことであると言う事が出来ると思います。
さて。一口に経済指標といってもその指標にはいくつか種類があります。
たとえばアメリカドルであれば「政策金利」ですね。
アメリカ合衆国の景気、政府の金利政策を反映したものです。金利差によって、為替相場が動きます。
ほかには「雇用統計」でしょうか。「失業率」と「非農業部門雇用者数」を主に考える必要があります。
失業率は国の景気を表すパラメーターの一つですし、
非農業部門雇用者数においても同じ事が言えます。
失業率の動きは微少でも、雇用者数で見ると数万人単位で動いているので、景気にも大きな影響を与えるわけです。
もちろん、GDP(国内総生産)の動きは監視しておく必要があります。最も基本的な指標の一つですね。
そして住宅関連の経済指数にも目を通しておく癖をつけましょう。3年前の世界金融危機はアメリカ合衆国の住宅問題、サブプライム問題を発端として発生しました。
なかでも「新築住宅販売件数」「住宅着工件数」「ケースシラー住宅価格指数」は注目必至な指標値です。
(ケースシラー住宅価格指数とは、一戸建て住宅の販売価格の推移を示す指数で、数ヶ月単位で定期的に公表されています。)
さて。ユーロの場合はどうでしょうか。
ユーロの経済を牽引しているのはやはりドイツ。ドイツの政治・財政状況には目を配っておく必要があります。
ユーロ圏の経済指標を全てに目を配るのは大変ですから、GDPやPPI(生産者物価指数)、そしてCPI(消費者物価指数)の3つを中心にして、経済状況を考慮していれば問題ないと思います。